トヨタ リコール プリウス 操舵走行不能 150万台 国内最多 物作り神話崩壊 非正社員化つけ [社会]
トヨタ リコール プリウス 操舵走行不能 150万台 国内最多 物作り神話崩壊 非正社員化つけ
車にとって曲がる・走るは基本中の基本だ。
その車の核心部分の部品に欠陥が見つかった。
国内150万台、海外合わせると277万台。史上最多らしい。
しかも、トヨタ先進ご自慢のプリウスだからよけいに罪深い。
カローラ・クラウンを抜いてトヤタ一番車種なのだ。
筆者は散々トヨタと経済産業省に人口密集地日本でのプリウスの危険性を訴えてきた。
街中日中電気無音走行するバカがいるのだ。
後ろから接近されてもまったく気づかない。
これでプリウスの売れ行きがダウンすれば万々歳だ。
松下やパロマのやうに家電・生活品欠陥はいつまでも話題になるが、なぜ車業界は当たり前のやうに新聞片隅三面記事で終わってしまうのだらう。
三菱のやうに車の欠陥のほうが社会的影響が大きいはずなのだが・・・
製造業への派遣・請負の蔓延は技術の継承、物作りの独創という日本の製造神話を崩壊させてしまった。米国流会計年度で目先の利益に追われ、失われた20年でソ連崩壊とともに終身雇用体制をかなぐり捨て人材投資を放棄した日本産業界の当然の帰結だ。使い捨て人材では物作りへの喜びは感じられない。購買力もダウンする。今若者は車を買えない。ますます国際競争力が低下してしまう。トヨタも15年前からラインに請負・派遣を使っている。 自分たちが買えない車を若者は作っているのである。いつ切り捨てられるかビクビクしながら。